使い方

1年の振り返り!「来年に活きる」振り返り方法のテンプレートをプレゼント


最終更新:

2023年もいよいよ終わりに近づいてきました。コロナ禍が落ち着き、さまざまな日常が取り戻されたように思います。皆さんにとってはどんな1年でしたか?

postalkチームとしても、iOSアプリの公開、音声認識サービスpostalk with、さらに自動文書作成サービスpostalk letterのリリースなど、盛りだくさんの1年でした。

早速ですが、皆さんは毎年1年の振り返りをしていますか?

年末年始のタイミングに1年間を振り返っておくことで、すっきりとした状態で明るい新年のスタートを切ることができます。

そこで今回は、postalkチームおすすめの1年の振り返り方法をご紹介します。
テンプレートに沿って進めることで、単なる出来事の列挙ではなく、来年の目標やありたい姿が自然と見えてくるようになります。ぜひ最後までご覧ください。

目次

普段の振り返りと1年の振り返りはどう違う?

振り返り手法は職場で活用されることが多く、チームのPDCAサイクルを効率的に回す目的で行われることが多いです。そのため、「迅速に課題を明確にし、次のタスクをどんどん列挙していく」ことにフォーカスする傾向があります。

1年の振り返りにおいても、問題があった箇所を振り返り、改善のためのアクションを考えることは重要です。しかし、時間に余裕がある年末年始だからこそ、自分の感情や内面にじっくり目を向ける良い機会でもあります。

1年の振り返りを行う際は、普段の業務的な振り返りに加えて、自分の「好き・嫌い」や「どんな時にどんな感情を抱いたか」に目を向けられるフォーマットを活用すると、良い自己理解の機会になるでしょう。

1年の振り返りにおすすめの振り返り手法5選

1年の振り返りには、振り返り手法を活用することがおすすめです。一問一答形式の振り返り方法もありますが、答えるだけで満足してしまうことがあります。

振り返り手法を使えば、テンプレートに沿うだけで自然に次の年に向けた抱負が見えてくるため、より有意義で「次の年に活きる」振り返りにすることができます。

ここからは、1年の振り返りにおすすめの手法を5つご紹介します。

1. KPT

最も有名な手法で、 「Keep・Problem・Try」 の略です。「続けたいこと」「抱えている問題」「次トライしたいこと」を書き出すやり方です。

ビジネスでも多く使われる手法で、スピーディーに完結できる点がメリットです。

日頃から振り返りや内省を習慣化していて、1年の振り返りもスピーディーに済ませたいという方におすすめです。

反対に、振り返りをしたり日記を書くなど内省の習慣がない方には物足りない可能性があります。

KPT

2. DAKI

「Drop・Add・Keep・Improve」の頭文字を取った手法で、「やめること・追加すること・続けること・改善すること」を書き出していきます。

1年の終わりは、何かに区切りをつけることにも適したタイミングです。このフォーマットを使えば、自分に必要ないことや、辞めたいと感じている習慣と向き合うことができます。
反対に、「Add」で新たに挑戦したいことも考えられるので、信念をきっかけに自分の習慣を見直すのにピッタリですね。

年末年始のタイミングに思い切ってアクションをしたい方におすすめです。

DAKI

3. Win/Learn/Try

ビジネス上では、「成果報告・学べたこと・次のアクション」 を書き出す手法です。

1年を振り返る際には、「win」に1年でやり遂げたことや自信を持ってできたことなどを挙げてみましょう。

「Win」=勝利という表現が前向きで、1年の達成感を得られるはずです。

win/learn/try

参考:メルカリのエンジニア情報ポータルサイト

4. mad, sad, glad(喜・怒・哀)

「嬉しかったこと」「イライラしたことや不満」「哀しかったこと」を書き出していき、感情にフォーカスを当てた手法です。
自分がどんなことにどんな感情を抱いたのかを振り返り、自己理解を深めるのにぴったりなフォーマットです。

毎日忙しく過ごしていると、自分の感情についてじっくり考える時間はなかなか作れないですよね。年末年始のタイミングで、改めて自分を見つめ直したい方におすすめです。

mad/sad/glad

5. 4L

4Lは「Liked(好きだったこと・うまくいったこと)」「Learned(学んだこと)」「Lacked(かけていたこと)」「Longed For(望んだこと)」の4項目を振り返る手法です。

この1年、自分がどんなものや瞬間を好きだったか振り返ることができるので、楽しみながら進めることができるでしょう。

自分の「好き」を知ることは自己理解で重要な要素です。じっくりと掘り下げることで、来年に目指したい自分の姿が見えてくるかもしれません。

また、「longed for」は「願望」に近いので、無理して来年の目標を掲げるのではなく、自分がありたい姿を想像しながら、具体的にどんなことをすべきかを自然に考えることができます。

4L

自分に合った方法で1年を振り返ろう

いかがでしたか?年末年始に1年を振り返ることで、よかったことも悪かったことも来年につなげることができます。1年を振り返ることは意外と気力が必要ですが、ご紹介したようなテンプレートを活用すると簡単かつ効率的に実践できます。

postalkにご登録いただいている方は、ご紹介した5つの振り返り手法を含む10種類のテンプレートがプレゼントされています。ご自身のボード一覧からご確認いただき、ぜひご活用ください。

また、新規でpostalkにご登録いただいた方にも同様に、10種類の振り返りテンプレートがプレゼントされます。

※10種類の振り返り手法については、こちらの記事で詳細をご確認ください。

ぜひpostalkにご登録いただき、1年を振り返ってみてください!