こんにちは、postalkチームです。postalkは、いつでも簡単使えるデジタルホワイトボードとして、企業のミーティング、アジャイル開発チームの振り返り、行政のワークショップ、大学の講義など、幅広いシーンで活用されています。
この度、postalkにOCR機能を実装しました。本機能により、手書きや印刷された文字をデジタルテキストデータに自動変換し、ホワイトボード上で付箋として動かすことが可能になりました🎉
目次
手書き文字をデジタル化する、OCR機能とは?
OCRとは、Optical Character Reader(もしくはRecognition)の略で、手書きのデータをスキャンしてデジタルデータに変換する技術です。
ふとアイデアが湧いた時やチームで議論をしている時、手書きの方が書きやすいと感じる場面はまだまだありますよね。OCR機能は、手書きのアイデアや情報を瞬時にデジタル化することで、デジタルとアナログの間をスムーズに繋ぎます。作業の効率化はもちろん、情報の紛失リスクを減少させることもできるので、DX化を促進させる技術として注目されています。
オフィスのホワイトボードをデジタル化し、DX化をスピードアップ
ポストコロナに転換し、出社の機会が増えた方も多いのではないでしょうか?
オフィスに1台はあるであろうホワイトボード。図解しながら議論を進められるので、職場に欠かせないアイテムです。しかし、物理的なホワイトボードでの議論は、リモート勤務と出社を組み合わせた現代のハイブリッドな働き方において、以下のような問題があります。
- 出社していないメンバーは議論に参加できない
- ホワイトボードの写真を撮って共有されても、何が議論されたのか分からない
- 写真を撮って終わりで、社内のナレッジとして蓄積されづらい
今回リリースしたOCR機能を使えば、リモートワークのメンバーにもオフィスにあるホワイトボードを瞬時に共有することができ、その議論に参加することができます。
また、ホワイトボードでの議論は、オンライン・オフライン問わず同じ時間に同じ場所にいる人たちで行うことが前提とされています。その場にいなかった人が後からホワイトボードに追記することは滅多にないですよね。操作の難易度が高いオンラインホワイトボードだと尚更、この問題は顕著になります。
対照的に、postalkでは同じ時間・場所を共有できなくても、それぞれのタイミングで更新がしやすい点も特徴です。オンラインホワイトボードの操作の難易度を排除しつつ複数人で扱いやすい仕様になっているので、現代の多様な働き方にフィットしています。
もちろん、データの管理も簡単。ネットワーク構造でボードを繋げられるほか、Notionへの埋め込みもできます。
OCR機能の使い方
PCとスマホアプリからご利用できます。
デスクトップから
PCの場合、以下の手順で可能です。
- スマートフォンなどでホワイトボードや書面の写真を撮り、画像をpostalkのボードにアップロードします(ドラッグ&ドロップでも可能です)
- 画像をクリックし、画像の上に出てくる書類を読み取るアイコン「画像内のテキストを付箋化」をクリックしましょう。
OCR機能を利用する際に、同じ付箋になるはずの言葉が別々になってしまうことが稀にあります。
その際は、それらの付箋を選択し、「J」キーを押すことで付箋を結合できます。
iOSアプリから
OCR機能は、postalkのiOSネイティブアプリからもご利用いただけます。
- アプリからボードを開き、写真を選択するかカメラで撮影してください。
- 画像がアップロードされたら、タップして「文字認識してカード化」を選択してください。
- OCR機能により、チャットで文字認識結果が表示されます。右下のボタンでホワイトボードビューに切り替えることもできます。
postalkのネイティブアプリは招待制となっており、ご利用には招待コードが必要です。App Storeからダウンロードいただき、下記の招待コードを入力してください。
- Z4KOYC
ポスト・コロナ禍に、新しいコミュニケーション体験を
最後に弊社の話をさせてください。
弊社はポスト・コロナ時代のコミュニケーション革命を起こすミッションを掲げています。私たちは基本的にリモートワークで働いているのですが、集まることも重要だと考えています。わたしと平間は同じ福岡県に住んでいるので、二週に一度は会うようにしています。理由は簡単で、会わないと伝わらないことがたくさんあるからです。そして、これはどれだけソフトウェアが進化してもなくならないとはおもうのですが、ソフトウェアにはまだまだ可能性があることの裏返しでもあるようにおもえます。
postalkはチャットだと伝わらないからビデオ会議がどんどん増えていく、という負のサイクルを断ち切りたくて始めました。これからも働き方が多様になった時代に新しいコミュニケーションを提案できればとおもっています。ぜひ、postalkを使ってみてください!