いつも、postalkに関する思想や新しい機能の意図など小難しい記事ばかりでしたが、今回伝えたいことはシンプルで、「postalkをどう使うべきか」というTipsに関する話を数回にわけて書きたいと思います。
- 文章を考える
- 議事録を書く
- みんなでさわってみる
この三つがpostalkは得意なんです。ぜひ、この機会にpostalkをさわってみてください。
文章を書くなら、ポストーク。
postalkは文章を考えることに向いています。書いたものを柔軟に並べ替えることができるからです。思いつくかぎり、カードを貼っていきましょう。そして、そのカードを整理すると、大まかな流れができていきます。
整理し終わったら、カードを全選択し右クリックしてみてください。postalkのロゴ・マークダウン・HTMLのマークがあります。HTMLかマークダウン、ご都合に合うものをコピーしてテキストエディタにペーストすれば、あとは簡単です。
カードを貼ったり、並べ替えたりしていると、自然とおもいつくことがたくさんあります。最終的な仕上げはテキストエディタでやることが多いですが、何か書こうと思い立ったときには、postalkのことを思い出してもらえると幸いです。
議事録もポストーク。
もうひとつ、おすすめな使い方があります。それは議事録を取ることです。話を聞きながらタイピングするのって大変ですよね。どうしても文章を書くことに集中しちゃって、聞き飛ばすこともあるかとおもいます。postalkであれば、おもいつくかぎりカードを書いて、あとから並べ替えればいいですから、書くことだけに集中できます。
最後に、ボードをエクスポートして、社内のwikiや日報ツールに貼っておきましょう。内容次第では、postalkのボードをスクリーンショットしたものでもいいかもしれませんが、今後も読み返すことを考えれば、ちゃんと文章化されていることは大切です。ちなみに、弊社ではネットワーク構造が採用されたことにより、wikiに保存することなく、postalkだけで運用することができていますが、こればっかりは社内の文化もありますので、強要できません。
「みんな」でやってみる。
そして、議事録を取るときはひとりでやらず、複数人でやることをおすすめしています。昨今のテキストエディタはリアルタイムに共有しあうものが多いですが、どうしても構造を先に作っておく必要があります。postalkであれば、後からでも構造をどうとでも作り替えることができますので、準備をする手間が少なく済みます。
また、みんなで書くことを前提にしたテキストエディタというものは、まだまだ少ないです。postalkはみんなでカードを貼り合い、並べ替えることを前提に開発されたサービスです。議事録だけでなく、会議中のホワイトボードとして使うことを想定しています。それに、議事録をひとりで作るよりも、みんなでやったほうが楽しいですよね。
次回へ、続く。